2010年3月26日(金)更新
唐突ながら、なんだか中国史が気になっています。これというきっかけがあったわけでなく、本当に脈絡ない話ながら、それでも今や一寸したマイブームです。仕事の合間に関係の書籍をパラパラめくる程度ですが、作家を生業としたからには、やっぱり三国志とか書きたいよなあ、劉備玄徳とか自分が書いたらどうなるのかなあと、いろいろ想像していると、もう楽しくて楽しくて、しょうがないくらいになるのです。
まあ、楽しいということは、現実逃避なのかもしれません。まさに「小説フランス革命」的な世界、西洋合理主義の華というか、理性の天下というか、言葉こそ主役というか、そういう世界にも、もちろん掻き立てられる魅力があります。だからこそ書かずにいられなくなっているわけですが、それも浸りすぎてしまうと、東洋的な世界観が恋しくなるということかなあと、自己分析しないでもないのです。
とはいえ、対象が面白くなければ、逃げようもないわけで、やはり中国もの、いつかは書きたいなあと思い始めました。実現できるとしても、まだまだ先の話にならざるをえないわけですが・・・。