2009年11月27日(金)更新
息子の七五三をやってきました。男の子なので「五」の一度きり、だからというより、おじいちゃん、おばあちゃんが張りきってプレゼントしてくれたので、そのまま着せないわけにもいかず、紋付き袴の和装にチャレンジしての七五三になりました。
当日は朝から着付け、写真館、神社と回る、けっこうな忙しさでした。写真館と神社の順番が逆なようですが、子供は飽きて、不機嫌になってくると、まともな記念写真にならない、お参りのほうは多少ぐずぐずしても記録に残るわけじゃなしと、そういう写真館の理屈と要望あっての話でした。
で、当の息子ですが、嫌がるかなと思いきや、カメラの前で自ら進んでポーズを決めたり、意外や乗り乗りの様子でした。もっともポーズというのが、ウルトラマンの光線ポーズだったり、仮面ライダーの変身ポーズだったりして、それを正すのに一苦労させられたのですが、とにかく上機嫌で全ての予定をこなしました。
普段着ない和服など着て、子供ながら特別感があったのかもしれません。あるいは、それもセレモニーの魔術というべきでしょうか。セレモニーといえば、『小説フランス革命』のなかでは、あまり好意的に書かれていない、ヴェルサイユの宮廷生活です。好き嫌いは別にして、私自身も毎日あれだけ儀式ばっていては、さぞや疲れることだろうと考えていました。が、やっている当人たちの感覚では、意外に楽しかったのかもしれませんね。