2009年3月26日(木)更新
本シリーズの出版が年に二度、それに他の出版や雑誌連載も手がけていますので、なにがしかの校正ゲラが常に手元にある感じです。片手間にはできない、きちんと時間を取らなければならないというわけで、それを私はプールサイドでみることにしています。二人の子供が教室に通っているからで、送迎さえこなせば、あとの時間は仕事に使える、家族サービスと一挙両得になる、これはうまいと続けて、もう一年になるでしょうか。
実際のところ、悪くありませんよ。もちろんザワザワしていますが、雑音がそんなに気になる質ではありませんし、仕事場と違ってゲラ原稿と赤ペンのみなので、かえって集中できるような気もします。しかも屋内プールですから、ガラス張りの温室状態で、とても暖かいとくる。冬の間は本当に快適でした。ところが、なのです。最近とみに春めいてきましたが、こうなると、もう館内は汗ばむくらいの暑さです。その温度が、これからは上がるばかりなのです。そういえば昨夏など、噴き出す汗で原稿がベトベトになったなあと思い出し、今年はどうしようかと少し悩んでいる昨今です。