ベストセラー『本と鍵の季節』の堀川と松倉が帰ってきた!
米澤穂信、直木賞受賞後初めてとなる作品は、本領発揮の青春長編ミステリ。
〈図書委員〉シリーズ待望の続編、ついに刊行!
好評発売中
栞と嘘の季節
米澤穂信
集英社文芸単行本四六判・仮フランス装
1,815円(税込)
投稿内容は自由!
すでに読み終わった皆さまの感想(ネタバレにはご注意!)や、これから読む皆さまの期待の言葉、〈図書委員〉シリーズへの愛など…。皆さまのツイートをお待ちしております。
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わたしたちには、人を殺せる
“切り札”が必要だった
高校で図書委員をつとめる堀川次郎と松倉詩門。
ふたりは図書室の返却本の中に、トリカブトの花の栞を見つける。
校舎裏でトリカブトが栽培されているのも発見し、そしてついには被害者が……
「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた女子・瀬野とともに、
ふたりは真相を追う。
殺意の奥にある思いが心を揺さぶる、青春ミステリ長編。
ほりかわじろう
堀川次郎
高校2年。図書委員。
成績はそこそこ優秀。人から頼み事をされやすく、人を信じやすい。
まつくらしもん
松倉詩門
高校2年。図書委員。
背が高く、顔もいいため目立つ存在だが、手先は無器用で、ほどよく皮肉屋。
せの
瀬野
高校2年。
1年の時、松倉と同じクラスだった。圧倒的な美貌が人々の目を引く。
よねざわほのぶ
米澤穂信
1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を受賞してデビュー。『氷菓』をはじめとする〈古典部〉シリーズはアニメ化、漫画化、実写映画化され、ベストセラーに。
2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2014年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。2021年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞を受賞、さらに2022年同作で第166回直木賞、第22回本格ミステリ大賞を受賞。
『満願』と2015年刊行の『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリランキングで1位に輝き、史上初の2年連続3冠を達成した。さらに『黒牢城』は史上初めて4つの年間ミステリランキングを制覇した。
続編を待ち望んでいた皆さまからの
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