塞王の楯
2021年10月26日(火)発売

「最強の楯」×「至高の矛」

  • 近江の国・大津城を舞台に、
    石垣職人“穴太衆”と鉄砲職人“国友衆”の
    宿命の対決を描く
    究極のエンターテインメント戦国小説。

  • 『童の神』(直木賞候補)、
    『八本目の槍』(吉川英治文学新人賞受賞)、
    『じんかん』(山田風太郎賞受賞・直木賞候補)、
    「羽州ぼろ鳶組」シリーズ
    (吉川英治文庫賞受賞)の
    今村翔吾最新作!

最新情報

以下のラジオ番組に著者が出演いたします。詳細は番組のHPをご確認ください。

  • 2021年11月2日(火)

    TBSラジオ『生島ヒロシのおはよう一直線』 (5:00~6:30)
    ※05:45頃の「うるおい生活講座」コーナー

  • 2021年11月5日(金)

    MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(8:00~10:00)

  • 2021年11月5日(金)

    SBSラジオ「週刊!しゃべレーザー」(23:00~23:57)

  • 2021年11月6日(土)

    文化放送「ロンドンブーツ1号2号 田村淳の『News CLUB』」(13:00~15:00)

著者コメント

著者コメント

あらすじ

幼い頃、落城によって家族を喪った
石工の匡介(きょうすけ)。
彼は「絶対に破られない石垣」を作れば、
世から戦を無くせると考えていた。
一方、戦で父を喪った鉄砲職人の
彦九郎(げんくろう)は「どんな城も落とす砲」で
人を殺し、
その恐怖を天下に知らしめれば、
戦をする者はいなくなると考えていた。
秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、
匡介は京極高次に琵琶湖畔にある
大津城の石垣の改修を任される。
攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。
大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、
信念をかけた職人の対決が幕を開ける。

匡介

匡介(きょう すけ)

越前・一乗谷の生まれで、幼き頃に戦で父母と妹を喪う。積方の小組頭にして飛田屋の副頭。

  • 飛田源斎

    飛田源斎(とび た げん さい)

    穴太衆・飛田屋の頭目。鉄壁の石垣を積み上げることから「塞王」の名で崇敬を集める。

  • 玲次

    玲次(れい じ)

    荷方の小組頭。同い年の匡介によく悪態をつく。源斎の甥。

  • 彦九郎

    彦九郎(げん く ろう)

    国友衆の次期頭目。その腕を豊臣秀吉にも認められた、国友衆始まって以来の鬼才。

【特別企画・体験漫画】

漫画家・春夏アキトが『塞王の楯』を読んでみた!!!

推薦文

  • 一気に読みました。城好きな僕にとって大好物がつまった小説です。
    石垣でこんな守り方ができるのか! と嬉しくなって、読みながら思わずバンザイしてしまいました。

    春風亭昇太氏(落語家)

  • 物語のクライマックスは息づまる展開を見せる。
    凄まじいまでの戦いに、読者は至福の時間を過ごされるに違いない。

    縄田一男氏(書評家)

  • 『塞王の楯』があればあの攻城戦の末路も違ったのだろうか、などと思索。
    築城や戦いに関わる人々の信念や心意気に引き込まれました。

    萩原さちこ氏
    (城郭ライター・日本城郭協会理事)

  • もう、手に汗握るという言葉がぴったり。一進一退の攻防に「どうかどうか」と懇願しながら夢中で読みました。人の世の不条理、そして人が人に惚れ、尽くすということ。それらがぎゅっと詰め込まれていて、最後の最後まで目が離せない大作でした。すごかった! すごすぎたー!

    未来屋書店大日店・石坂華月さん

  • 「戦をなくしたい」という純粋な想いから作られた石垣と鉄砲なのに、お互いに戦わねばならぬ文字通りの「矛盾(むじゅん)」。
    一体誰がための戦いか……
    終盤に明かされる「塞王の楯」の「正体」に胸が熱くなります。

    くまざわ書店錦糸町店・
    阿久津武信さん

  • 攻める鉄砲と守る石垣、両者の因縁の勝負! 職人目線の戦国物語、面白かった。「塞王の楯」の「正体」を知ると、心情としては守る方が強いのではと思ってしまう。登場人物が魅力的で、物語に引き込まれた。ぜひ大河ドラマにしてほしい!!

    BOOKSえみたす
    ピアゴ植田店・清野里美さん

  • 石垣の石ひとつひとつに、想いが込められてることを実感させられました。これからはお城(の石垣)を見る目が変わりそうです。いつの世も、人は笑って泣いて悩んでを繰り返しながら精一杯生きているという事実に心を動かされます。私も読んでいる間、匡介と一緒に怒り、悩み、時に涙を流しました。

    喜久屋書店豊岡店・中村美穂さん

今村翔吾

塞王の楯 さいおうのたて

2021年10月26日(火)発売
集英社

今村翔吾

いまむら・しょうご●1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューし、同作で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。2018年「童神」(刊行時『童の神』に改題)で第10回角川春樹小説賞を受賞、同作は第160回直木賞候補となった。2019年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。2020年『じんかん』で第11回山田風太郎賞を受賞、第163回直木賞候補となった。2021年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞を受賞。

イラスト:渡邊ちょんと