読み始めてすぐに、恐怖にも似た心のザワつきを感じています。
素直
第1章を読み終わった後の気持ちの落ち込みは、創作物から与えられたものでは、私が生まれてから1番のものでした。
りな
途中まで、家で飼ってるピョコルンって名前とかつけないのかなぁと思って何かずーっと犬に犬って呼んでる感じがして気になってましたが、最後衝撃的すぎてそんなのどうでも良くなりました。
とみいち
なんでこんな世界をぶっ壊そうとしないの?と思うと同時に、現実世界で「媚びた」愛想笑いをしてきた自分の姿が思い浮かんで二重にイライラしながら一気に読んだ。。
枝
一度読んだらもう読む前の世界には戻れません...あなたもきっとこの世界にトレースするはず。究極のディストピアをぜひ!
きい
自分の意識はどこにあるんだろう。
現代の多様性とか人工知能の発展とかを突き詰めたのが世界99。ありえない世界に見えて、実は日常になっていて、その世界に私たちは生かされているのかな。
nko
今まで言語化できていなかった心の声がサクサク言語化されてる感。
なんだかピョコルンに取り憑かれている。
ねむい
世界99でお会いしましょう。ピョコルンと一緒にお待ちしております。
山梔子
価値観が更新される作品。読む前と読んだ後で世界を、人を、見る目が変わってしまうかもしれません。
本よみお
こんなに暴力的な力強さで引き込まれ、抜けられなくなる読書体験は久々だった。
読み終わったあとも、精神が脳内の波打ち際で行きつ戻りつ、揺蕩っているのを感じる。
みろく
村田沙耶香さんの作品はいつも常識を壊してくれる。今作もそう。人は誰でも加害者であり、記憶には逆らえないということを忘れずに生きていきたいと思いました。
ソーハン
この作品の登場人物は、あなたの周りか、あなたの中に絶対にいると思います。
雨ふり飴ちゃん
衝撃、動揺、吐き気の先にある新しい世界から目を逸らさないでください
ねむけ
ピョコルン可愛い
ピョコルン可哀想…
ピョコルン可愛い
ピョコルン頑張れ
ピョコルン可愛い
わたしはピョコルン
ノゾルン
狂っていないと思うこと自体が狂っているかもしれない中で毎度この世界に淡々と迎合しそうな自分もいて、善悪でなくそれも世界だと救われる
青舟
感情がなく、たくさんのキャラクターを使い分けて生きる空子の一生。彼女の世界にしかない存在も登場するけれど、私たち
がいる世界からそこまで遠くない場所の話であるような気もして、ずっとゾワゾワしていました。
こは
もうこんなん無理すぎる。この近未来世界観に1ミリも居たくないのはよく知ってる日常に近い感情だから。拒否したいのに脳が揺さぶられるようだGW台無し
(((みんな読んで)))
てふてふ99
世界99以前以後で見える世界が変わるので、心して読んでください。
ひょこるん
村田沙耶香作品×「創作カタカナ語」が出てきた段階でゾクゾクが止まらなかった。ピョコルンがいる世界のSFとしても読めるので面白い。
読了してもフィクションの世界から抜け出せないくらい嵌ってしまった。
幻夜
読書とは「世界100」を体験することなんだと思いました。
この救いようのない物語が生きる事に疲れ切っているあなたを救うことを保証します。
ポエム。
最後まで読んでも一体なにが正しくてなにが正しくないのかがまだわからない。正義について深く考えた。
てんてん
これは私たちが心のどこかで望んでいた未来であり、絶対に迎えたくない未来でもある。だからどうか読んでおいてほしい。
三日で慣れろ
人間というものを文章でひたすら刻みこみ分解していくさまは令和のドストエフスキーやと思った。エグくてユーモラスで可愛いくて痛いけど癒し。大好きです!
マルコ。
上下巻共に相当なボリュームと内容の重さだったが、時間を忘れてのめり込んで読んでしまいました。
最近のベストバイ本。
せせせ
フィクションなんだけどすごくリアルで、読者によって見える景色も感じるものも違うんじゃないかなと思う。
でも「こういう感覚わかるな」って誰もがふと感じるんじゃないかなとも。
またひとつ、すごい世界に触れてしまった
AKENATSU
当たり前ってなんなんだろうの究極。これを超える本に出会える気がしない。村田沙耶香だいすき!!
はるすけ
村田沙耶香さんの今の集大成
ワールド全開、この方の作品でしか味わえない読後感はなんともいえません。
「世界の見え方が変わる」とよく言いますが、まさにソレです。
ぐ
壮大な物語を読み終わって、ほっとしている。
突きつけられる物語の中の現実を受け入れる覚悟があるなら、ぜひ読んで欲しい。
智原夏
家事、育児、差別、格差、搾取など自分の価値観が信じられなくなるほど感情がごちゃ混ぜになった。
↑この感想すらご都合主義なのかもしれないし、ぜひみんなに読んでと勧められるほど軽くもない。
しばらくこの世界観を引きずりそうだ。
あおい
結末としては平和な世界を実現できる希望とも取れましたが、全ての人が個性を失う、どこかつまらない世界になってしまう事への恐ろしさも同時に感じました。
くまこ
怖いけど、もう一度アタマから読み返したい。
睡眠不足になることを覚悟して読んでください!
たじ。
兎にも角にも村田沙耶香さんの真骨頂。沙耶香の全部のせ。濃厚な味だが、クセになること請け合い。怪作だ。
百百百百
グロいほど嫌な人間味があるのに、理解できる部分が多くて、自分と重なるところが見えてくるからこそこんなの知りたくなかったなって思ったりする
ぱし
一読目、2日で一気読み。だけど99の世界に引きずり込まれるのが恐ろしすぎて、二読目がまだできない。
燦燦舎の鮫島
流行りものと思って簡単な気持ちで見るとショックが非常に大きくなります。心の準備をしてから読んでください。
indtetsu69
読み手もその進化を受け止める覚悟が必要な上下全864ページ
chisa
テーマも世界99の「世界」も 容赦なくどっしり降りかかってくる。村田沙耶香先生ワールド全開の素晴らしいディストピア作品。
riri
結構読むのに結構時間かかったし結構くらっちゃう描写が多かったけどどっぷり村田さんの世界に連れて行ってもらえました!
紫暇
今までぼや〜と感じていた居心地の悪さに名前がついたみたいな衝撃が何度も押し寄せてくる作品だった。
五階
女性差別、人種差別、、、最初は衝撃過ぎて読むの遅くなってしまったけど、どんどん村田沙耶香ワールドに突入してあっという間に上巻読み終わりました。ほんと面白い。
なつ
読後は、”空洞”になった気分。 自分の中にある、すべての善意も悪意も、この本でまっさらにされた気分。
世界を見る目が完璧に変わった
みらーさん
牛丼とんかつカレーが出てくるシーンが好き!
ヨイマル@ケモV見習い
喜怒哀楽の全てを、小説を読んでいるとは思えない激しさでやった気がする
ずっと可愛らしいのに全く癒されず、むしろ精神がすり減る奇妙で慄える最高の体験だった…
おいしいうさぎさん
読んでいるのが苦しくて怖くて、一刻も早くこの世界から逃げたくて読むのがやめられなかった……。
怖い…………
いちのせ
生きづらさを抱える貴女へ。読了する頃にはきっと、その痛みがほんの少し、解けて軽くなっています。大丈夫、ひとりじゃないよ。
葵
漠然だった考えを明確に言語化されてしまい喰らった。これが"世界が変わる"感覚なのか。。
うらうら
読了後、まだ読んでいたくなる作品です!
すかすかぽんぽん
世界の変化に飲み込まれていく人間模様を細かく描いた作品で、日本に存在する病理を詰め込んだような読後感あり。
ゆうた
上終えたあたりからあの人は世界③だなとか現実世界で考えるようになる。明日からも世界99から世界を眺めていく。思考実験に巻き込まれた
みみ美
下巻から一気に物語の流れが変わって、どんどん世界が変貌していく。ディストピアなのか、はたまたユートピアなのか。
一見クレイジーに思えるけれど、すでに現実でもそうなんじゃないかと思わせられて圧倒された。
しろ
いろいろな顔をもつ自分をどう受け入れればよいのか。いくつもの「世界」を作って跳躍すればいいのだ!
つきまる
こんな小説は読んだことがない。この時代にだから生まれた小説で、いま、読むべき一冊。
りょう
ディストピア小説だったなぁ。
ぶっ飛んだ感じもありつつ、所々共感?理解?できる部分があった自分が怖くも感じた。
エミュ
誰も見たことのない世界を言葉で描き出すのが文学の使命であれば、『世界99』はその使命を突き抜ける想像力で見事に果たしている。
三浦富美子
現代に相応しいディストピア小説。可能ならば一気に煽って読んで、引きずってほしいです。
おやすみおにぎり
夜通し読み耽ってしまいました。
こんなにもワクワク、ゾクゾクしながらページを捲る手が止まらないの久しぶり!
村田沙耶香ワールドにこんなに長く滞在できるの初めて。長編はまるで夢の国。
くるみまんじゅう🍵♨️
『世界99』はあり得ない世界ではない!ここに描かれている世界はまさに私たちが生きる世界そのものです!
さとあや
共感したり、全く意味がわからなかったり。村田沙耶香様の世界観にしっかり浸れる作品です。絶対に読むべき!
アビシニアコロブス
読みながら、不謹慎なほど笑っちゃったり、吐き気がするほど苦しくなったり、先が気になるのに目をそらしたくなったり、感情が忙しかった。
ピョコルンが衝撃で、しばらく可愛らしい生き物全般を直視できません🫠
美幸
世界99のせいで寝不足(褒め言葉)。みんなも読んでしんどくなるべき。
杏仁豆腐
空っぽな人間ロボットの空子と、歪に変容していく世界。
汚穢を覆い隠しながら、清浄な世界は吐き気がするほどクリーンになっていく。
ヒロ
とりあえず一章を読み終えて二章の初めをチラッと見た所。この時点でも相当壮絶で途中から凄い勢いで読んだ。
鱈
世間に対して色んなことにもやもやしてる皆さん!読んで世界をぶっ壊そう!(過激派)
おんじ
いろいろな世界・思考にずっと揺さぶられてて何がいいんだか、何が正常で正解なんだか分からなくなっていって…それが怖いというか不快な感じなのも楽しくて…
ヒガサワ
空子たちが生きる世界は別世界のようで、私たちが生きている現実そのものでもある。私たちは生きている限り社会から「なすべき役割」を強制的に与えられて、演じて、そして消費されていく。空子は私自身なのだ。私の人生においてとても大切な一冊となる予感がした。
福田生紗
この世界に足を踏み入れたら、二度と元の自分には戻れません。でも、是非とも体感して欲しい!
河馬のひるね
読書をしながら感想をChatGPTに話していく、という長い道のりを楽しみました。
donabe
脳が酩酊状態。本を閉じても『世界99』が止まんない。世界に『世界99』が侵入してきてる。
とも
ラストの5ページで描かれる光景は、あまりにも綺麗な絶望でした。
ドン
ギザギザのナイフで心臓をえぐられるような感覚。無意識・無自覚に他人を傷つけてきたかもしれない現実を突きつけられました。読むのがつらいのに続きが気になってしょうがなく一気読みしました。読後は感情の起伏が激しくなり、周囲に心配かけました……。
中々
フィクションだと思えなかった。読みおえてから、いまだに世界観が身体から抜けず、すぐ隣で私たち人類のように共生しているのではないかと時折考えてしまう。村田先生は「世界99」から来て私たちにそちらの状況を伝えに来てくれたのかな、と考えてしまう。
ムラ
本当に容赦の無い作品でした。日々生きていて目を伏せていた部分を、一つ一つ丁寧に剥き出しにされていった感覚でした。ここまで如実に"人間"を書き出せる村田さんからは、どんな風に世の中が見えているのでしょうか…。
中里
読了以来、世の中の解像度が上がり生きやすくなりました!空子のように呼応とトレースを自然と身につけてきた自覚のある私。人生初の読書会で、思わず感情がアンコントローラブルに揺さぶられてしまったのも、全ては村田沙耶香さんの力だとしか思えない。
SchlossDorf
今までの村田さんの作品で1番狂気的なのに、読者の心を掴んで離さない、そして主人公・空子に共感してしまう…不思議な作品でした。すらすらと読める美しい文章なのに、残酷な真実がはっきりと描かれるのも印象的でした。
のりぴ
『世界99』は人間の「キャラ」の変化を極限まで突き詰めた実験レポートだと思う。自分が何の根拠もなく信じている社会通念や固定概念の脆さに愕然とし、立ちすくんでいるような気持ちになると同時に、生きていく上で矛盾や脆さも大切なのだと気づかされた。
もか
こんなに身を削られる読書ははじめてでした。なのになぜ勇気付けられるのだろうか。
やぎこ
女性が生きる、この世という地獄を知るためのガイドブック決定版。この本を読んでしまった男は、今まで通り女性と付き合うことはできなくなるだろう。知らぬが仏か。いや、知ることは一歩前進だと思いたい。村田沙耶香さん、名作をありがとう。
池内健
登場人物の誰にも寄り添えないのに、こんなにも引き込まれてしまう世界観に圧倒されました。 空子の幸せと平穏はどこにあったのか。そんなことをずっと考えてしまいます。
りさ
ジェットコースターのような読書体験。目まぐるしく変わる景色に振り回される内臓。苦しい気持ち悪いもう無理と思うのに、不思議な爽快感があってページをめくる手が止まらない。「本を読んだ」のではなくて『世界99』を通過してしまったという思いです。
こま
ぴょこるん、という耳に心地よい名前のごとく、するする読めてしまうのが恐ろしいほどのおぞましさ。規則正しい速度を保つ物語は、読むほどにおぞましさが増幅していく。一言で言うと油断できない。いや、一言でなんて到底無理。ムリムリ……。
ともみみ
ピョコルンのいる世界は理想的にも思えたけど、地獄を誰かが引き受けている構造は現実と同じ。逃れてきたはずの役割の重さを、別の誰かが背負っていることに気づかされる。
ai
衝撃を受けながら一読し、恐々再度読み直し、日々内容を反芻しているうちに、いやもうこれが世界の本質なんだと絶望しました。現実と小説の境が曖昧になってくる体験は初めてかもしれません。今日もぼんやりピョコルンを想いながら過ごしています。
ママルン
読んでいて苦しくても、どうしても物語に惹き込まれて、読むのをやめられなかった。架空の生き物も出てくるディストピアの話なのに、どこか現実にある地獄をみているようだった。
濃茶
ピョコルンがもたらした世界の変化だけでも大変でしたが、怒りも愛情も性欲も差別もない「汚い感情」のない世界にへとへとに疲れました。
ダイスケ
この世の最も醜いものと最も美しいものを見た。私の聖書になりました。
シュージン
今いる場所で、ふわふわしているのなら、読んでみてほしい。救われていいと思う。この世界に
ゆうき
早く読めば読むほどその後の人生に効く本。みんなちゃんと気持ち悪くて安心する。おすすめです。
ぱりぱり
私たちが生きる世界を、濃く濃く煮だした飲み物を一気に呷った感覚。こんな世界、美味しくない、美味しくはないそう思いたい…
えも
主人公の心情や、主人公を取り巻く世界に、「共感できる」と思ったり、「狂っているなあ」と思ったり、主人公の一生に心を揺さぶられました。
会社員A
読み終わってから、「いま喋っている自分は、どの世界の自分か?」時折自問してしまう。
たにし
あっという間にこの絶望的な世界に引き摺り込まれた。
なぎ
とにかく誰かと語りたくてたまらない、読後そんな気持ちになる一冊。
レーカ
読む人の数だけ、思い描くピョコルンの姿があるんだろうな
ざし